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論文

Site-specific fragmentation of acetone adsorbates on Si(100) by selective excitation of inequivalent carbons

関口 哲弘; 関口 広美*; 馬場 祐治

Photon Factory Activity Report 1998, Part B, P. 68, 1999/11

シリコン(Si)半導体上における簡単な炭化水素分子の表面化学反応はSiCやダイヤモンド薄膜の生成などの応用面に関連するため広く研究されている。本研究においては室温及び低温(93K)のSi基板上にアセトン((CH$$_{3}$$)$$_{2}$$CO)を吸着させた系について放射光からの軟X線を励起光源として起こる解離反応を調べた。アセトンは放射光の励起エネルギーを変えることにより、分子中の(-CH$$_{3}$$とC=O)の二種類の炭素原子を選択して内殻励起することができると考えられている。放射光照射により生じるイオン脱離生成物を四重極質量分析により検出した。単分子$$sim$$約50分子吸着層についてフラグメント収量の励起光エネルギー依存性を測定した。実験結果としてはメチル基(-CH$$_{3}$$)の炭素が内殻励起された場合のみ、CH$$_{n}^{+}$$(n=0-3)イオンが顕著に生成することがわかった。この結果はこの共鳴励起でC-C結合が特に顕著に切断されていることを示唆している。

論文

Site-specific fragmentation of acetone adsorbates by selective excitation of inequivalent carbons

関口 哲弘; 関口 広美*; 馬場 祐治

Atomic Collision Research in Japan, (25), p.82 - 83, 1999/00

シリコン(Si)半導体上における簡単な有機分子の表面化学反応はSiC薄膜生成などの応用面からの興味も相俟って、活発に行われている。本研究においては室温及び低温(93K)のSi基板上にアセトン((CH$$_{3}$$)$$_{2}$$CO)を吸着させた系について放射光の軟X線を励起光源として起こる解離反応を調べた。アセトンは励起エネルギーを変えることにより、分子中の(-CH3とC=0)の二種類の炭素原子を選択して内殻励起することができる。放射光照射により生じる脱離フラグメントイオンは四重極質量分析により直接検出した。単分子~約50分子吸着層についフラグメント収量の励起光エネルギー依存性を測定した。その結果、メチル基(CH$$_{3}$$)の炭素が内殻励起された場合のみ、CH$$_{n}^{+}$$(n=0-3)イオンが顕著に生成することが見いだされた。これはこの共鳴励起でC-C結合が特に顕著に切断されていることを示唆している。

論文

N,N'-ジメチル-N,N'-ジヘキシル-3-オクサペンタンジアミドとテノイルトリフルオロアセトン協同抽出におけるユウロピウム(III)及びアメリシウム(III)抽出錯体種のpH依存性

佐々木 祐二

分析化学, 46(3), p.181 - 186, 1997/00

N,N'-ジメチル,N,N'-ジヘキシル-3-オクサペンタンジアミド(DMDHOPDA)とテノイルトリフルオロアセトン(TTA)を用いるEu、Amの協同抽出において、M(A)$$_{3}$$(X)$$_{3}$$,M(A)$$_{3}$$(TTA)(X)$$_{2}$$,M(A)$$_{2}$$(TTA)$$_{2}$$(X),M(A)(TTA)$$_{3}$$の4種の抽出錯体を確認した(A:DMDHOPDA,X:ClO$$_{4-}$$又はクロロ酢酸イオン)。これら錯体種の存在度は水相の水素濃度に依存し、pHに対する4種の錯体のフラクション図を作成した。EuとAmの分離比は協同効果が現れると減少することを確認した。また協同効果はよりpHの高い領域で顕著に現れることが分かった。

論文

Extraction behaviors of Eu, Th, U and Am with diamides + thenoyltrifluoroacetone

佐々木 祐二; Choppin, G. R.*

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 207(2), p.383 - 394, 1996/07

 被引用回数:53 パーセンタイル:96.15(Chemistry, Analytical)

3種のジアミド(DMDHOPDA,DHOPDA,DHTPDA)が新規に合成され、Eu, Th, UとAmの抽出において調べられた。なお、実験を進めるにあたりテノイルトリフルオロアセトンを併用する協同効果抽出が試みられた。これら元素はDHOPDA、DHTPDA単独では抽出できなかったが、テノイルトリフルオロアセトンを併用すれば協同抽出された。それぞれ元素の分配挙動より、主要な抽出錯体種はEu(TTA)$$_{3}$$(A), Th(TTA)$$_{3}$$(A)(X), UO$$_{2}$$(TTA)$$_{2}$$(A)とAm(TTA)$$_{3}$$(A), (AはジアミドXはClO$$_{4-}$$)であることが確認された。

論文

Synergistic ion-pair extraction of lanthanide(III) with thenoyltrifluoroacetone and crown ether into 1,2-dichloroethane

北辻 章浩; 目黒 義弘; 吉田 善行; 山本 忠史*; 西沢 嘉寿成*

Solvent Extr. Ion Exch., 13(2), p.289 - 300, 1995/00

 被引用回数:64 パーセンタイル:90.84(Chemistry, Multidisciplinary)

クラウンエーテル(CE)とテノイルトリフルオロアセトン(TTA)による3価ランタノイドの協同抽出について研究した。TTAと18クラウン6又はジシクロヘキサノ18クラウン6を含む、1,2-ジクロロエタン相への軽ランタノイドの抽出において、特異なイオン対抽出が起き、Ln(TTA)$$_{2}$$CE$$^{+}$$なる陽イオン錯体が形成され抽出されることがわかった。この「協同効果-イオン対抽出」では、高い分配比と良い選択性が得られる。これは、軽ランタノイドとの錯形成における、クラウンエーテルのサイズ効果によって説明できる。

論文

Decomposition of t-butanol in water by $$gamma$$-irradiation combined with ozone; Cupric ion effect

M.J.Lee*; 新井 英彦; 宮田 定次郎

Chemistry Letters, 0(6), p.1069 - 1070, 1994/00

t-ブタノールは、オゾン酸化あるいはオゾン併用$$gamma$$照射によって容易には分解されない物質である。しかしながら、微量(10$$^{-3}$$モル/l以下)の銅(II)イオンの添加により全有機炭素(TOC)の除去速度が増大することが見い出された。反応主成物としてアセトン及び各種の有機酸の生成が認められたが、これらの生成物のうち、特に有機酸類が銅イオンの添加により分解が促進されることがわかった。

論文

Synergistic ion-pair extraction of Am(III) and Cm(III) by thenoyltrifluoroacetone and crown ether

目黒 義弘; 吉田 善行

Radiochimica Acta, 65, p.19 - 22, 1994/00

テノイルトリフルオロアセトン(HTTA)とクラウンエーテル(CE)によるAm(III)とCm(III)の溶媒抽出挙動を検討した。有機溶媒として誘電率が高い1,2-ジクロロエタンを用いたときに、錯イオン種M(TTA)$$_{2}$$CE$$^{+}$$が抽出される特異的な協同効果イオン対抽出反応を見出した。18-クラウン-6を用いたとき、最も顕著な協同効果が観測されたが、これは金属イオンとCEとのいわゆるサイズフィッティング効果によると解釈した。イオン対抽出反応に基づくとAm(III)とCm(III)の分離係数が向上した。これも金属イオン径とクラウンエーテルの環孔径とのフィッティング効果によって説明できる。抽出反応への溶媒、クラウンエーテル、対陰イオン等の影響も詳しく検討した。

報告書

放射線グラフト重合による金属吸着性樹脂

中瀬 吉昭; 赤坂 信弘*

JAERI-M 82-059, 27 Pages, 1982/07

JAERI-M-82-059.pdf:0.85MB

塩化ビニール樹脂(PVC)及び塩化ビニリデン樹脂(PVD)に2-アクリルアミドー2メチルプロパンスルホン酸(AMPS)を、水/アセトン不均一系で放射線グラフト重合した。また得られたポリマーの金属イオン吸着性について研究した。PVCでは、アセトンの比率が多くなるはとグラフト率は大になるが,グラフトポリマーの金属イオン(主としてリチウム)の吸着速度は、水/アセトン比が2/3のとき最大となる。また、重合温度が35$$^{circ}$$C前後で、かつAMPS濃度が高いときに得られたポリマーの吸着速度は大きい。PVDについても、PVCとほぼ同様な結果が得られているが、重合温度の影響がグラフト率に現れないこと、膨潤剤を添加すると、金属イオンの吸着性の良いポリマーが得られることが異なる。グラフトポリマーのガラス転移点は幹ポリマーと同一で、AMPSのホモポリマーの分解温度(約180$$^{circ}$$C)になるまで安定である。

論文

アセチルアセトンをデマスキング剤とする水中フッ素の直接定量

橋谷 博; 武石 秀世; 安達 武雄

分析化学, 28(11), p.680 - 685, 1979/00

著者らが二酸化ウラン中のこん跡フッ素の定量に開発したランタン・アリザリンコンプレクソン光度法が、JIS工場排水試験法に採用され広く環境水の分析に用いられているが、蒸留分離を必要とし操作が煩雑であるので、直接定量法を提案する。環境水中でフッ素定量に最も大きく妨害するものはアルミニウムである。アセチルアセトンがアルミニウムと無色の安定なキレートを生成することに着目し、これをデマスキング剤として用いた。アセチルアセトンはアルミニウムと錯陰イオンを形成しているフッ素のデマスキングのみならず、アリザリンコンプレクソンとキレートを生成してみかけ上負誤差を与えるアルミニウムや正誤差を与える鉄の影響の抑制にも有効であった。またフッ素イオン電極を用いる電位差法にも有用であった。

論文

Radiation-induced copolymerization of hexafluoroacetone with 2-methyl-1-pentene

渡辺 正次郎*; 松田 修; 岡本 次郎; 町 末男; 石榑 顕吉*; 田畑 米穂*

Journal of Polymer Science; Polymer Chemistry Edition, 17(2), p.551 - 559, 1979/00

ヘキサフルオルアセトンと2-メチル-1-ペンテンが0$$^{circ}$$C以下の低温で放射線共重合することを見出した。本報では、共重合を0$$^{circ}$$Cから-100$$^{circ}$$Cまでの種々の温度で行い、反応に対する種々の添加物効果および生成共重合体の構造を検討した。その結果、共重合はカチオン重合機構で進行し、交互共重合体を生成することが明らかになった。重合機構と共重合体構造の関係について考案を加えた。

論文

Radiation-induced copolymerization of hexafluoroacetone with $$alpha$$-olefins

松田 修; 渡辺 正次郎*; 岡本 次郎; 町 末男; 田畑 米穂*

Journal of Polymer Science; Polymer Letters Edition, 15(2), p.101 - 105, 1977/02

エチレン、プロピレン等の低級のオレフィンの場合と比較するために、ブテン以上の高級のオレフィンとヘキサフルオルアセトンの放射線共重合反応を比較的低い温度で行なった。この結果、R-113を溶媒とする溶液重合を行なえば共重合体が生成することが明らかになった。 本報告では高級のオレフィンの場合でも低級のオレフィンの場合と同様にカチオン機構で重合が進行すること、および元素分析と赤外線吸収スペクトルの測定により1:1組成の共重合が生成することを明らかにした。

論文

テノイルトリフルオルアセトンを用いるセリウムとマンガンの抽出分離および光度定量

大西 寛; 樋田 行雄

分析化学, 21(6), p.756 - 759, 1972/00

さきに著者らが報告したテノイルトリフルオルアセトン(TTA)によるセリウムとマンガンの光度定量法では,両元素は互いに妨害をするのでそれらの分離を行なった.pH4.1$$sim$$4.5でセリウムをTTA-キシレンで抽出し,次にマンガンをpH6.0$$sim$$7.0でTTA-アセトンーキシレンで抽出した.ここに提出した方法によってセリウム50$$mu$$gを定量する場合マンガンは1mgまで,マンガン10$$mu$$gを定量する場合はセリウムは100$$mu$$gまで共存しても分離・定量することができた.またセリウム,マンガンを100$$mu$$gずつ含む溶液を6回分析した結果,相対標準偏差はセリウムでは1.0%,マンガンでは3.7%であった.

論文

チオテノイルトリフルオルアセトンによる水銀の抽出吸光光度定量

橋谷 博; 勝山 和夫

分析化学, 19(3), p.355 - 361, 1970/00

チオテノイルトリフルオルアセトン(STTA)を合成し、金属の抽出光度定量試薬としての有用性を検討した。試薬の性質はジチゾンと似ているが、その吸収のため抽出液から過剰のSTTAを除かないかぎり金属の定量はむずかしいという結論に達した。検討した30あまりの金属のうち定量条件を見いだせたのは水銀だけであった。水銀(II)は強酸性からpH5に至る広い範囲からSTTAと1:2の錯塩をつくって抽出され、アルカリ溶液でSTTAを除いたのも吸光度を測定して定量される(モル吸光係数3.0$$times$$10$$^4$$)。感度はジチゾン法にやや劣るが、選択性の点でははるかにすぐれている。水銀(I)も水銀(II)と同じ条件で抽出され(モル吸光係数1.5$$times$$10"4)、共存する両者の定量が可能である。

論文

テノイルトリフルオルアセトン抽出によるトリウムとウランの分離;アルセナゾIIIによる光度定量

大西 寛; 関根 敬一

分析化学, 19(4), p.547 - 550, 1970/00

マイクログラム量のトリウムとウランを含む溶液からテノイルトリフルオルアセトン(以下TTAと略記)のペンゼン溶液によりpH1でトリウムを抽出分離し,アルセナゾIII{2,2'-〔1,8-dihydroxy-3,6-disulfo-2,7-naphthylenebis(azo)]dibenzenearsonic acid}によりそれぞれを光度定量した.そして錯化剤としてシュウ酸(25mlの水相中0.1g)を含む場合は, PH5.5で分離できることがわかった.

論文

テノイルトリフルオルアセトンを用いる金属の分析

大西 寛

Dotite News Letter, 15(1), p.2 - 7, 1967/00

テノイルトリフルオルアセトン、TTA{別名4,4,4-trifluoro-1-(2-thienyl)-1,3-butanedione}はア七チルアセトンと同じように$$beta$$-ジケトンの1重である。TTAは金属イオンの抽出試薬および抽出比色試薬として用いられている。本稿ではTTAを用いる金属の各種の分析法について概要を述べることにする。重要な文献についてふれていなかったり、見落している場合は読者のお許しとご教示をお願いしたい。

論文

テノイルトリフルオルアセトンによる鉄共存時のセリウムまたはマンガンの光度定量

大西 寛; 樋田 行雄

分析化学, 14(5), p.462 - 465, 1965/00

鉄の共存において、セリウムまたはマンガンをテノイルトリフルオルアセトン(TTA)により光度定量する方法を検討した。第1の方法においては、0.5M硫酸、0.3M臭素酸ナトリウムの水溶液から0.5M TTA-キシレン溶液で鉄とセリウムまたはマンガンを抽出する。440と510m$$mu$$における有機相の吸光度を測定し、同時定量の方法により鉄とセリウムあるいは鉄とマンガンの量を求める。鉄200$$mu$$gまでの共存において、セリウムまたはマンガン50$$mu$$gを10%以内の誤差で定量できたが、鉄の定量結果はあまり正確ではなかった。第2の方法では、リン酸を鉄のマスキング剤として使用し、マンガンのみを抽出、光度定量する。鉄400$$mu$$gまでの共存において、マンガン50$$mu$$gを6%以内の誤差で定量できた。10$$mu$$g以下のセリウムもリン酸によりマスクされる。

論文

テノイルトリフルオルアセトンによる金属の光度定量法

大西 寛

分析化学, 14(7), p.656 - 660, 1965/00

テノイルトリフルオルアセトン(TTA)は、ジルコこウム、希土類元素、トリウム、ネプツニウム、プルトニウムなど原子力の分野で重要な元素の抽出試薬として用いられてきた。最近になって、TTAはまた比色試薬(抽出比色試薬)としての用途が開けてきた。抽出試薬としてのTTAに関してはいくつかの総説かあり、本稿の末尾にも示したので、それらを参照していただくとして、ここではTTAによる金属の光度定量法について述べることにしよう。

論文

Spectrophotometric determination of cerium with thenoyltrifluoroacetone after cupferron-chloroform extraction

大西 寛; 樋田 行雄

Anal. Chem., 36(9), p.1867 - 1869, 1964/00

 被引用回数:9

抄録なし

論文

Spectrophotometric determination of manganese with thenoyltrifluor-acetone

大西 寛; 樋田 行雄

Talanta, 11, p.1357 - 1364, 1964/00

抄録なし

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